アマガエルとは?飼育方法・見た目・生態を総まとめ!– category –

カエルアマガエル
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アマガエルは、田んぼや庭先など身近な場所でよく見かける、日本人にとってもっともなじみ深いカエルのひとつです。

その愛らしい姿やつかみやすさから、子どもがつかまえてそのまま飼うことも多く、昔から「身近なペット」として親しまれてきました。

この記事では、アマガエルの見た目や性格、生態の特徴から、飼育に必要な環境や注意点までをわかりやすく解説します。

また、餌の種類や与え方、飼育時に起こりやすいトラブルなど、詳しい情報は個別のページで紹介していますので、あわせてご覧ください。

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目次

アマガエルの飼育は室内・屋外どちらが良い?

アマガエルを飼う場合、室内と屋外のどちらで飼育するか悩むことがありますが、基本的には室内飼育のほうが安全で長生きしやすいとされています。

屋外(ベランダやガレージ、倉庫など)では温度管理が難しく、カラスやヘビといった外敵のリスクも高まります。

脱走してしまった場合、屋外では発見が困難になる点も注意が必要です。

ただし、家族の理解が得られない、スペースが確保できないなどの理由で屋外飼育を選ぶ場合は、以下の点に気をつけましょう。

  • 外敵が侵入できない、しっかりしたケージを使用する
  • 農薬や化学物質が使われていない場所を選ぶ
  • 日陰や水場を確保し、直射日光が当たりすぎないようにする

アマガエルの飼育環境

飼育ケースの選び方

飼育ケース

アマガエルの飼育には、透明なガラス製やプラスチック製のケースが適しており、観察もしやすくなります。

1匹あたりの目安サイズは幅20cm×奥行き20cm×高さ20cm以上

複数飼う場合は余裕を持った大きさが必要です。

アマガエルは木や葉の上で暮らす樹上性のカエルなので、特に高さのあるケースを選ぶと安心です。


蓋は必須

また、蓋は必須です。

脱走防止はもちろん、屋外ではカラスや猫、ヘビなどから守る役割もあります。

ただし、完全密閉すると呼吸ができなくなるため、通気性のあるメッシュ蓋や通気穴付きのタイプを選びましょう。

コストを抑えたい場合は、虫かごタイプの簡易ケースでも代用可能です。

ホームセンターや100円ショップでも入手できます。

水場の作り方と注意点

アマガエルは樹上性のカエルで、基本的に陸上で生活するため、広い泳ぎ場は必要ありません。

とはいえ、体を湿らせたり水を飲んだりするための小さな水皿は必ず設置しましょう。

目安としては、直径5〜10cm・深さ1〜3cm程度の浅い容器にカルキを抜いた水を入れ、半身が入るくらいの深さにとどめてください。

深すぎると溺れる危険があります。

ケージ全体を水で満たすような飼育(いわゆる水棲スタイル)はアマガエルには適しません。

また、水は毎日交換し、常に清潔な状態を保つことが大切です。

参考動画
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