アマガエルを飼育していると、
「餌は何日に1回あげればいい?」
「1回にコオロギを何匹?」
「子ガエルも成体と同じ量でいい?」
「赤虫でも飼える?」
「餌を食べないときはどうする?」
など、餌について迷うことが多いですよね。
結論からいうと、成体のアマガエルなら2〜3日に1回程度を一つの目安にし、幼体は成長に合わせて少量をより高頻度で与える方法が分かりやすいです。
実際の長期飼育例でも、成体に小さめのコオロギを2〜3日に1回与える管理が複数紹介されています。ただし、これは絶対的な回数ではありません。餌の大きさや個体の体型、季節、活動量によって適量は変わります。
また、健康維持では「何匹食べたか」だけでなく、餌の種類やカルシウムなどの栄養バランスも重要です。多くの餌昆虫はカルシウムとリンのバランスが理想的ではないため、飼育下ではガットローディングやダスティングなどによる栄養補助も検討します。
この記事では、アマガエルの餌の頻度と1回の量、コオロギの匹数、幼体と成体の違い、おすすめの餌、赤虫や人工餌、カルシウム、餌を食べないときの対処まで詳しく解説します。
アマガエルの飼育方法に関する基本情報や生態・特性は以下のページにまとめています。

アマガエルの餌の頻度は何日に1回?

アマガエルの給餌で最も迷いやすいのが、
「毎日あげるの?」
「2〜3日に1回で大丈夫?」
という頻度です。
成体なら2〜3日に1回程度を一つの出発点にし、体型や食欲を見ながら調整すると管理しやすいでしょう。
成体は2〜3日に1回を一つの目安にする
長期飼育者の実例では、小さめのコオロギを2〜3日に1回与えているケースが複数あります。
「ニホンアマガエルの飼育日記」では3匹程度を2〜3日に1回、「キラピチ生き物日記」ではSサイズのコオロギ2〜3匹を2〜3日に1回、「毎日カエル日和」では小さめのコオロギ1〜2匹を2〜3日に1回という実飼育例があります。
ただし、これらは個々の飼育例であって、すべてのアマガエルに同じ量が適するという意味ではありません。
体格や餌サイズによって調整しましょう。
毎日与えるなら1回量を少なくする
餌の頻度と1回量はセットで考えます。
たとえば、
2〜3日に1回まとめて数匹与える方法
と、
毎日ごく少量を与える方法
では、総給餌量が近くなる場合があります。
「毎日だからダメ」「2日おきなら必ず安全」ということではありません。
大切なのは、長期間で見て太りすぎたり痩せすぎたりしていないことです。
食欲と体型を見ながら調整する
個体差もかなりあります。
同じ大きさのアマガエルでも、よく動く個体もいれば、あまり動かない個体もいます。
お腹が常に大きく張っているなら量や頻度を見直し、体全体が細くなっているなら給餌量や飼育環境を確認します。
固定スケジュールだけで判断しない
「月・水・金に必ず3匹」のように決めると管理しやすい一方、カエルの状態を見なくなる危険もあります。
気温、活動量、成長段階、餌サイズによって必要量は変化します。
給餌カレンダーより、アマガエル自身の体型と食欲を優先しましょう。
幼体・子ガエルと成体では餌の頻度が違う

上陸したばかりの小さなアマガエルと、十分に成長した成体では餌の与え方も変わります。
上陸直後・幼体は少量を高頻度で与える
成長期の幼体は体が小さく、一度に大きな餌を食べることができません。
そのため、非常に小さな餌を成体より高頻度で与える方法が適しています。
獣医師監修のPetpediaでも、小さな個体では成体より頻繁な給餌例が紹介されています。
ショウジョウバエ、小型コオロギ、アブラムシなど、口に無理なく入るサイズを選びましょう。
アマガエルがアブラムシ食べる瞬間可愛いから見てほしい。 pic.twitter.com/LIo4gNrs9h
— にま (@nmB4RSK) November 5, 2017
成長したら徐々に給餌間隔を空ける
体が大きくなるにつれて、一度に食べられる量も増えます。
そのため、
幼体=小さい餌を少量・高頻度
成体=少し間隔を空けて適量
という考え方に移行していきます。
成体へ幼体と同じ頻度で与え続けない
幼体のころ毎日与えていたからといって、大きくなっても同じ量・同じ頻度を続ける必要はありません。
成長後も高頻度で多量に与え続ければ、体型が崩れる原因になります。
小さい個体ほど餌サイズにも注意する
幼体では「餌の種類」よりも「サイズ」が重要です。
大きな虫を無理に食べさせるのではなく、迷ったら小さい餌を選びましょう。
アマガエルの餌は1回に何匹?量の目安

Search Consoleでも「アマガエル 餌量」「アマガエル コオロギ 何匹」という検索が多く見られます。
ただ、匹数だけを覚えると失敗しやすいです。
コオロギなら何匹が目安?
成体では、小さめのコオロギを1〜3匹程度与えている飼育例が多く見られます。
ただし、
大きなコオロギ1匹
と、
ピンヘッドコオロギ1匹
では餌の量がまったく違います。
そのため「3匹」という数字だけで判断しないでください。
虫の匹数よりサイズを見る
アマガエルの餌の量は、
大きめの餌なら少数、小さめなら複数
という考え方が分かりやすいです。
たとえば、小さなコオロギなら複数食べても、大きな昆虫なら1匹だけで十分な場合があります。
大きめを少数・小さめを複数で調整する
現在の記事でも「大きめ1〜2匹=小さめ3〜5匹程度」という考え方を紹介しています。
これは厳密な換算表ではなく、餌サイズによって匹数を変えるためのイメージとして使うとよいでしょう。
お腹の張りと体型を見て増減する
給餌直後だけお腹が膨らむのは当然なので、食後すぐではなく普段の体型を観察します。
横から見たときの胴体の厚みや、上から見たときに極端に丸くなっていないかなどをチェックしましょう。
アマガエルに与える餌の大きさはどのくらい?

餌の頻度以上に大切なのがサイズです。
口や頭幅を大きく超える餌は避ける
アマガエルは自分よりかなり大きな獲物へ飛びつくことがありますが、食べられるから適切とは限りません。
頭幅を大きく超えるような昆虫は避け、迷ったら小さめを選ぶ方が管理しやすいでしょう。
幼体には小さな餌を選ぶ
上陸直後なら、
- ピンヘッドコオロギ
- 小型ショウジョウバエ
- 小さなアブラムシ
などが候補になります。
大きすぎる餌は食べにくい
大きな虫は飲み込みにくいだけでなく、コオロギなどでは逆にカエルへ噛みつく可能性もあります。
食べ残した生餌はケージから回収しましょう。
迷ったら小さめを選ぶ
「少し小さいかな?」くらいなら、匹数で調整できます。
逆に、大きすぎる虫を飲み込ませてしまったあとでは調整できません。
痩せ気味・普通・太り気味で餌の量を調整する
同じアマガエルでも必要な餌量には個体差があります。
痩せ気味なら量と頻度を見直す
痩せている場合は、
- 餌の量が足りない
- 餌を実際には食べていない
- ほかの個体に取られている
- 環境が合わず食欲が落ちている
などを確認します。
単純に大量給餌するのではなく、原因を確認しましょう。
太り気味なら給餌間隔を少し空ける
よく食べる個体ほど、与えれば与えただけ反応することがあります。
毎回の量を大幅に減らす方法のほか、給餌間隔を少し空けて調整する方法もあります。
お腹だけでなく体全体を見る
食後は当然お腹が膨らみます。
一時的なお腹の大きさではなく、数週間単位で体格を見ることが重要です。
食べるだけ与え続けない
「まだ飛びつくから、まだお腹が空いている」
とは限りません。
食いつきの良さだけを適量の基準にしないようにしましょう。
はかせお腹いっぱいだからもう食べないという選択をできないのがカエルじゃ。
飼育下で餓死するリスクは少ないので、餌の与え過ぎにはくれぐれも注意!
季節によって餌の頻度を変える
アマガエルは変温動物なので、周囲の温度によって活動量が変化します。
Merck Veterinary Manualでも、両生類の代謝は環境温度の影響を強く受けると説明されています。
暖かく活動的な時期
春から秋にかけて活発に動き、よく餌へ反応する時期には、状態を見ながら通常の給餌を行います。
実飼育例でも夏は食欲が増える個体がいることが紹介されています。
気温が下がって活動量が落ちる時期
寒くなると活動量や食欲が落ちることがあります。
暖かい季節と同じ量を機械的に与え続けるのではなく、実際に食べているか確認しましょう。
冬眠前後は活動状態を見る
低温でほとんど活動していない個体へ無理に給餌する必要はありません。
一方、温度管理された室内で活動を続けている場合は、その状態に合わせて給餌します。
アマガエルにおすすめの餌


アマガエルは基本的に小型の無脊椎動物を捕食します。
飼育下では、一種類だけに偏らせず、管理された餌昆虫を中心に複数種類を組み合わせると栄養管理がしやすくなります。
Merck Veterinary Manualでも、両生類の餌としてコオロギ、ミミズ、ショウジョウバエ、各種ワーム類などが挙げられています。
コオロギ


もっとも扱いやすい定番餌の一つです。
フタホシコオロギやヨーロッパイエコオロギはサイズが選びやすく、アマガエルも動きに反応しやすいのがメリットです。
食べ残したコオロギをケージへ長時間放置しないようにしましょう。
小型の市販餌昆虫
小型デュビア、ショウジョウバエなども利用できます。
特に幼体では、口に入る小さな餌を安定して確保できることが重要です。
ミミズ
ミミズも両生類が利用できる餌の一つです。
Merck Veterinary Manualでは、多くの無脊椎動物がカルシウムとリンのバランスに問題を抱える一方、ミミズは例外として紹介されています。
アマガエルへ与える場合は、体格に合う小さなものを選びます。
赤虫
冷凍赤虫などをピンセットから食べる個体もいます。
ただし、動かない餌へ反応しない個体もいるため、ピンセットで軽く動かして捕食を促す方法があります。
赤虫だけに食生活を固定するのではなく、餌のバリエーションの一つとして考えましょう。
野外昆虫
野生ではさまざまな小型無脊椎動物を捕食します。
しかし、飼育下で野外昆虫を与える場合には、種類や採取場所を慎重に確認する必要があります。
🐸アリさん危機一髪!!🐜💨
— るる🐿🦋🌎🇯🇵 (@lairaruru) July 11, 2021
カエルさん残念っ😱💨#アリ#アマガエル#るるジオ pic.twitter.com/wV8eZYVWBY


コオロギは何匹?与え方と注意点


アマガエルの飼育で最も使いやすい餌がコオロギです。
成体に与える数の考え方
小さめのコオロギなら1回1〜3匹程度から始め、体型を見ながら調整すると分かりやすいでしょう。
これは絶対的な数字ではありません。
同じ「Sサイズ」でも販売店や成長状態によって大きさが違うためです。
幼体には小さいコオロギを使う
上陸直後にはピンヘッドなど非常に小さなコオロギを使います。
大きな成虫コオロギをそのまま与えるのは避けましょう。
食べ残しは回収する
放したコオロギが残っている場合は回収します。
カエルが休んでいる間に接触したり、ケージ内を動き回ったりするため、必要以上に入れっぱなしにしない方が管理しやすくなります。
ガットローディングをしてから与える
ガットローディングとは、餌昆虫へ栄養価の高い餌を食べさせ、その昆虫をカエルへ与える方法です。
Merck Veterinary Manualでは、カルシウムを含む餌を給餌前の昆虫へ与える方法を紹介しています。
カルシウムは必要?ダスティングとガットローディング
アマガエルの餌で見落とされやすいのがカルシウムです。
コオロギだけを何も補助せず長期間与え続ける方法は、栄養面で注意が必要です。
多くの餌用無脊椎動物はカルシウム:リン比が適切ではなく、両生類では栄養性骨疾患につながることがあります。
ダスティングとは?
餌昆虫へカルシウムなどの粉末サプリメントを薄くまぶしてから与える方法です。
これを「ダスティング」と呼びます。
ガットローディングとの違い
ガットローディングは餌昆虫そのものに栄養価の高い餌を食べさせる方法です。
ダスティングは昆虫の表面へ栄養剤を付着させます。
どちらも飼育下の両生類の栄養補助として使われています。
同じ餌だけを続けない
コオロギが便利だからといって、一種類だけですべての栄養を満たせるとは限りません。
餌の種類と栄養補助を組み合わせることが大切です。
サプリメントの与えすぎにも注意する
栄養剤は多ければ多いほどよいわけではありません。
製品ごとの使用方法を確認し、必要であれば両生類を診られる獣医師へ相談してください。Merck Veterinary Manualも、個体に合ったサプリメント方法について獣医師への相談を勧めています。
冷凍赤虫・乾燥赤虫はアマガエルの餌になる?
冷凍赤虫の与え方
冷凍赤虫は十分に解凍してから与えます。
アマガエルは動くものへ反応しやすいため、ピンセットでつまんで目の前で軽く動かすと食べる個体があります。
乾燥赤虫は食べる?
個体によっては、水でふやかした乾燥赤虫をピンセットから食べる例があります。
8年以上ニホンアマガエルを飼育していた個人ブログでも、乾燥赤虫をふやかして与えていた実例が紹介されています。
ただし、すべての個体が食べるわけではありません。
動かない餌はピンセットで動かす
生餌に慣れているアマガエルは、動かない餌を「食べ物」と認識しないことがあります。
無理に口へ押し付けず、目の前で自然に動かして反応を見るとよいでしょう。
赤虫だけを主食にしない
赤虫を食べるからといって、それだけに餌を固定する必要はありません。
飼育下の両生類では食餌の多様性と適切な栄養補助が重要です。
人工餌に慣らすことはできる?
アマガエルの中には、ピンセット給餌へ慣れることで人工餌を食べるようになる個体もいます。
最初は動く生餌に反応しやすい
野生から迎えた個体では、まず動くコオロギなどへ反応することが多いです。
ピンセット給餌に慣らす
飼育環境と人の存在に慣れてから、生餌をピンセットで与えます。
実飼育例でも、
ケージに慣らす
↓
放したコオロギを食べさせる
↓
ピンセットから生餌を食べさせる
↓
人工餌へ移行する
という手順が紹介されています。
人工餌を食べない個体もいる
人工餌は便利ですが、すべてのアマガエルが食べるわけではありません。
無理に人工餌へ切り替える必要はありません。
虫以外の餌については、別の記事で詳しく紹介しています。




アマガエルが餌を食べないときの原因と対処
急に餌を食べなくなると心配ですが、すぐに病気とは限りません。
捕まえたばかりで警戒している
野生から迎えた直後は、新しいケージや人の動きに警戒することがあります。
実飼育例でも、最初は数日静かに環境へ慣らしてから餌を与える方法が紹介されています。
餌が大きすぎる
餌を見ているのに飛びつかない場合は、サイズを小さくしてみましょう。
動かない餌に反応していない
冷凍赤虫や人工餌などは動きません。
ピンセットで軽く動かすことで反応することがあります。
気温や飼育環境が合っていない
両生類は環境温度によって代謝や活動量が変化します。
急激な温度変化や不適切な飼育環境がないか確認しましょう。
長期間食べず痩せている場合は体調も確認する
数回餌を拒否しただけで慌てる必要はありませんが、
明らかに痩せてきた
動かない
姿勢がおかしい
皮膚に異常がある
などが同時に見られる場合は、単なる好みの問題ではない可能性があります。
両生類を診察できる動物病院への相談を検討してください。
野外で捕まえた虫を餌にしても大丈夫?
自然界のアマガエルは当然、野生の昆虫を食べています。
しかし、飼育下で人が野外昆虫を採取して与える場合は別のリスクがあります。
種類が分からない虫は与えない
昆虫には毒性や刺激性の防御物質を持つ種類があります。
種類を判断できない虫は、無理に与えない方が安全です。
農薬・殺虫剤が使われた場所では採取しない
庭、畑、公園、道路沿いなどでは薬剤が使われている可能性があります。
LafeberVetでも、野外採取の昆虫について、毒性種、化学薬品への曝露、寄生性病原体などを確認できないことがリスクとして挙げられています。
野生個体だから安全とは限らない
「元々野生で虫を食べていたから、どんな虫でも大丈夫」
とは考えない方がよいでしょう。
野生個体であることは、農薬や未知の毒性への安全性を保証するものではありません。
市販の餌昆虫の方が管理しやすい
信頼できる販売元のコオロギなどは、サイズや飼育履歴を把握しやすいのがメリットです。
野外採集昆虫よりリスク管理がしやすいため、日常的な主食として使いやすいでしょう。
生餌・冷凍餌・乾燥餌はどれがいい?
それぞれにメリットがあります。
「生餌>冷凍>乾燥」のように、単純に栄養価だけで順位を付けることはできません。
生餌
メリットは、動くためアマガエルが反応しやすいことです。
一方で、
保管が必要
逃げる
食べ残しを回収する必要がある
という手間があります。
冷凍餌
保存しやすく、必要量だけ解凍できるのがメリットです。
ただし動かないため、ピンセット給餌に慣れていない個体は食べないことがあります。
乾燥餌
さらに保存しやすいのが特徴です。
乾燥赤虫などを利用する場合は、個体によって水で戻した方が食べやすいケースがあります。
人工餌
保存や栄養管理がしやすい製品もあります。
一方で、人工餌を餌と認識するかどうかは個体差があります。
アマガエルの餌はどこで買う?
餌昆虫の入手方法は主に、
ペットショップ
ホームセンター
通販
自家繁殖
があります。
ペットショップ
実際の餌サイズを確認して購入できるのがメリットです。
幼体用なら「SS」「ピンヘッド」など、できるだけ小さいサイズを選べます。
ホームセンター
爬虫類用品を扱っている店舗ならコオロギなどを販売している場合があります。
通販
近所で生餌が手に入らない場合に便利です。
販売店によって扱う種類やサイズが豊富なので、個体に合った餌を選べます。
自家繁殖
コオロギやデュビアなどを自家繁殖すれば、必要なサイズを確保しやすくなります。
ただし、餌昆虫そのものの飼育スペースと管理が必要になるため、初心者はまず購入餌から始めても問題ありません。
餌を与えすぎるとどうなる?
アマガエルがよく食べてくれると、つい追加したくなります。
しかし、食いつきがよいことと、その量が適切であることは別です。
毎回食べるから適量とは限らない
動く餌へ強く反応する個体もいます。
「食べるからもう1匹」を繰り返すのではなく、あらかじめ一回量を決めて観察しましょう。
体型を見ながら調整する
太ってきたと感じる場合は、
1回量を減らす
給餌間隔を少し延ばす
などで調整します。
成体へ高頻度で与え続けない
幼体の成長期と同じ感覚で、成体へ毎日多量に与える必要はありません。
餌の量と頻度は、成長に合わせて変えていきましょう。
アマガエルの餌についてよくある質問
餌の頻度や量について、特に疑問が多いポイントをまとめます。
成体には毎日餌を与える?
必ず毎日与える必要はありません。
成体では2〜3日に1回程度を一つの目安にしている飼育例が多く、体型や餌サイズに合わせて調整します。
幼体には毎日与える?
上陸直後など成長中の個体では、成体より高頻度で小さな餌を与える方法があります。
一度に大量ではなく、少量ずつ与えましょう。
コオロギは何匹?
成体なら小さめのコオロギ1〜3匹程度から調整すると分かりやすいでしょう。
ただし、コオロギの大きさによって量は大きく変わります。
餌のサイズはどのくらい?
頭幅を大きく超えるような虫は避け、迷った場合は小さめを選びます。
幼体では特に小さな餌を用意してください。
冷凍赤虫は食べる?
食べる個体はいます。
動かないため、ピンセットで軽く動かすと反応しやすくなる場合があります。
乾燥赤虫は食べる?
水でふやかした乾燥赤虫をピンセットから食べる飼育例があります。
ただし個体差があります。
野生の虫を与えてもいい?
種類と採取場所を確認できる場合でも慎重に扱います。
農薬、殺虫剤、毒性昆虫などのリスクが分からない虫は避けましょう。
カルシウムは必要?
飼育下の両生類では、多くの餌昆虫だけではカルシウムなどが不足する可能性があります。
ガットローディングやダスティングなどの栄養補助を検討します。
餌を食べないときはどうする?
餌サイズ、環境への警戒、温度、餌の動きなどを確認します。
長期間食べず体型が落ちている、ほかの異常もある場合は体調不良も疑いましょう。
アマガエルの餌の頻度と量【まとめ】
アマガエルの餌では、「○匹を毎日」と一つの数字だけで決めるのではなく、成長段階・餌サイズ・体型・活動量を組み合わせて判断することが大切です。
成体なら2〜3日に1回程度を一つの目安にし、幼体では小さな餌をより高頻度で与える方法があります。
1回の量は、小さめのコオロギなら1〜3匹程度から状態を見て調整すると分かりやすいでしょう。ただし、餌が大きくなれば必要な匹数は減ります。
そして、飼育下では餌の回数だけでなく栄養バランスも重要です。
多くの餌昆虫はカルシウムなどが十分ではないため、ガットローディングやダスティングを活用し、一種類の餌だけに偏らせないようにします。
また、野外で捕まえた虫については、
種類が分からない
農薬や殺虫剤の使用状況が分からない
毒性があるか判断できない
場合には与えない方が安全です。
アマガエルの餌管理で大切なのは、「何匹食べたか」だけではなく、その個体が適切な体型を維持しながら成長できているかを見ることです。
餌の頻度、量、サイズ、種類、栄養補助をバランスよく調整しながら、その個体に合った給餌方法を見つけていきましょう。
アマガエルの飼育全般に関する記事もぜひチェックしてみてくださいね!








