両生類のペットの中でも大人気のウーパールーパーですが、ウーパールーパーの視力は非常に弱いことで知られています。
具体的には、物の輪郭や動きをぼんやりと捉えられる程度で、細かいディテールや色彩を識別する能力はほとんどありません。
人間で例えると、かなりの近視状態で、ぼやけた視界の中で明暗の違いや動く物体をなんとか把握しているような感覚です。
今回はウーパールーパーの視力について徹底解説します!
ウーパールーパーは視力が弱いの?

距離感がつかめない
ウーパールーパーは距離感を掴むのが苦手です。
目の前にエサを落としても、正確な位置を把握することができず、気づいたとしてもパクッと噛みつく場所がずれてしまうことがよくあります。
そのため、視覚だけに頼らず、嗅覚や水流の感知能力によってエサの位置を探ることが多いのです。
色の識別も苦手
さらに、色の識別も苦手で、ほとんどの色が区別できません。
彼らは明暗のコントラストで物体を判断しているため、エサと背景の色が似ている場合にはエサの存在に気づかず、スルーしてしまうこともあります。
動くものへ敏感に反応する
しかし、動くものには比較的敏感に反応する特徴があります。
視力は弱いものの、水中でエサが動いていると反射的にパクっと噛みつくことが多いのです。
そのため、止まっているエサよりも、少し動きのあるエサの方がウーパールーパーには認識されやすいのです。
視野は広い
また、ウーパールーパーの視野は広めですが、正面の距離感を把握するのは苦手です。
目が左右についていることで広範囲を見ることができますが、ピントを正確に合わせることができないため、エサを食べる際には鼻先で探るように動きながら位置を確認しています。
このように、ウーパールーパーの視力は限られており、視覚よりも他の感覚に頼って生活しているのです。
目が見えている範囲のイメージ
ウーパールーパーの視力を人間に例えると、裸眼で視力0.1以下の人が暗い中でぼんやりと物を見る感じに近いです。
本を目の前10cmまで近づけても文字はほとんど読めず、ぼんやりとした形だけが見える状態です。
また、水槽越しに動く手や物体が何となくわかる程度の視界であり、細かいディテールはほとんど識別できていません。
ウーパールーパーにとっては、視覚よりも他の感覚の方が圧倒的に重要な役割を果たしているのです。
なぜ視力が悪いのか
ウーパールーパーの視力が弱い理由は、彼らの生息環境に関係しています。
ウーパールーパーは、暗く濁った水中で生活するため、視力よりも嗅覚や水流の感知能力が生き延びるためには重要です。
視覚に頼るよりも、匂いでエサの位置を探し、側線で水流の変化を感じ取る方が効果的なのです。
これにより、敵の接近やエサの位置を正確に把握することができます。
また、ウーパールーパーは水中に生息しているため、目で見るよりも水の振動や匂いを感じることで周囲の状況を察知しています。
このような環境で進化してきた結果、視力はあまり発達せず、嗅覚と側線による感知能力が主役となっているのです。
視力が悪いウーパールーパーが餌を見つける工夫
視力が弱いウーパールーパーでもエサを見つけられるようにするためには、いくつかの工夫が必要です。
まず、赤虫などの動きのあるエサを与えると、動きに敏感なウーパールーパーはエサの存在に気づきやすくなります。
さらに、エサの匂いで探知する性質があるため、水流を少し起こしてエサを動かすことで反応が良くなります。
止まっているエサよりも、少しでも動きがある方が認識しやすいのです。
また、エサが見えていない場合でも、鼻先までエサを近づけてあげると、嗅覚でエサの存在に気づきやすくなります。
このように、ウーパールーパーは視力だけに頼らず、嗅覚や水流の感知能力を駆使してエサを見つける工夫をしているのです。
飼育する際には、これらの特性を理解して、ウーパールーパーがエサを見つけやすい環境を整えてあげることが大切です。
まとめ
ウーパールーパーの視力は非常に弱く、物の輪郭や動きがぼんやりと見える程度で、色の識別も苦手です。
距離感を掴むのが難しいため、エサの位置を正確に把握することができず、動く物体に反応することが多いです。
しかし、ウーパールーパーは視力に頼るのではなく、嗅覚や側線を使って水流や匂いを感知しながらエサを探しています。
そのため、飼育の際には動きのあるエサを与えたり、水流を利用してエサを動かすことで食いつきが良くなる傾向があります。
ウーパールーパーの特性を理解し、視力の弱さを補う方法を取り入れることで、より快適な飼育環境を整えてあげることができます。