アマガエルの餌にダンゴムシが向かない理由とは?

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庭や公園でよく見かけるダンゴムシ。

子どものころに集めて遊んだ記憶がある人も多いのではないでしょうか。

そんな身近なダンゴムシを、

「アマガエルのエサにできるのでは?」

と考えたことがある方もいるかもしれません。

野生のカエルたちはいろいろな虫を食べていますが、果たしてダンゴムシはその中に入るのでしょうか?

今回は、アマガエルの餌にダンゴムシはありなのかについて解説していきます。

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目次

ダンゴムシとは?

ダンゴムシは、「ムシ」という言葉から昆虫をイメージする方がいるかも知れませんが、節足動物の甲殻類に分類される生き物で、実はエビやカニの仲間です。

体は小さく、丸くて硬い外殻に覆われており、敵に襲われそうになると丸くなって身を守ります

この特徴から「まるまる虫」などと呼ばれることもあります。

ダンゴムシは主に落ち葉や枯れ木、腐った植物などを食べる「分解者」として、自然の中で重要な役割を果たしています。

湿った環境を好み、石の下や落ち葉の中などに多く見られます。

日中は隠れていて、夜になると活動的になります。

見た目は昆虫に似ていますが、脚が7対(14本)あることや、エラで呼吸をすることからも昆虫とは異なります。

人に害を与えることはなく、むしろ土をきれいにしてくれるありがたい存在です。

アマガエルは餌にどんなものを食べるの?

アマガエルは肉食性で、小さな昆虫を好んで食べます。

野生下の餌

野生下では、ハエ、アブ、蚊、クモ、アリ、小さな甲虫など、目の前を動く小さな生き物をすばやく捕まえて食べます。

動くものに反応するため、じっとしている虫にはあまり興味を示しません。

また、雨上がりや湿った日などはエサが豊富になり、活発に捕食します。

飼育下でのエサ

一方、飼育下では主にコオロギやショウジョウバエ、ミルワームなどがよく与えられます。

特にコオロギは栄養価も高く、動きもあるためアマガエルがよく反応します。

食べやすさや大きさも重要で、自分の頭より大きいエサは飲み込めないため、小さめのエサを選ぶ必要があります。

飼育下では栄養の偏りが出やすいため、カルシウムパウダーをまぶすなどの工夫も大切です。

アマガエルは餌としてダンゴムシを食べることはあるの?

アマガエルは肉食性で、ハエやコオロギなどの小さな虫を食べて生活しています。

では、よく見かけるダンゴムシも食べるのでしょうか?

実は、アマガエルはダンゴムシを食べることがあります。

ただし食べることもあるという程度で野生でもときどき捕まえて食べているようですが、あまり積極的に狙うことはありません。

というのも、ダンゴムシは殻が硬くて動きが遅く、丸まって自分を守ることもできるため、食べにくい相手だからです。

アマガエルの餌にダンゴムシが向かない理由とは?

飼育しているアマガエルにダンゴムシを与えてみたい、という場合にはいくつかのポイントを知っておくと安心です。

まず、ダンゴムシは公園や庭などで簡単に見つかり、土と落ち葉があれば簡単に飼うこともできます。

野生下で比較的容易に捕まえることができるため、コストをかけずエサを入手することができることはメリットです。

自然の中にいるような虫を与えることで、アマガエルのストレスが減ることもあるでしょう。

消化しにくい

ただし、ダンゴムシをエサとして使うときには注意が必要です。

一番の問題は、外の殻がとても硬いため、消化する際にアマガエルの体に負担がかかることです。

特に小さなアマガエルにとっては、飲み込んでも消化できずに体調をくずす原因になることがあります。

また、動きが少ないため、アマガエルが興味を示さず、まったく食べないこともあります。

農薬や病原菌のリスク

それに加えて、ダンゴムシは住んでいる場所によっては農薬や病原菌などを体にため込んでいることがあるため、採集場所にも気をつけなければなりません。

人の手で育てる場合は、枯れ葉や野菜くずで育てることができるので安心ですが、野外で拾ったものをそのまま与えるのは避けた方がよいでしょう。

栄養面の観点

栄養面でも、ダンゴムシだけを与え続けるのはあまりおすすめできません。

アマガエルが健康に育つためには、カルシウムを多く含むコオロギや、ミルワームなど他のエサとのバランスが大切です。

安定的な入手が困難

ダンゴムシは野生で比較的簡単に見つかる一方で、ペットショップなどではほとんど売られていません。

ダンゴムシは日本全国に広く分布しており、特に手間をかけずとも採集できるため、商業的に販売する必要性が低いと考えられています。

わざわざ購入する人が少ないため、取り扱うお店もほとんどありません。

ペット用のエサとして広く流通しているのは、「栄養価」「育てやすさ」「嗜好性の高さ」などが優れているコオロギやミルワームといった昆虫です。

これらに比べると、ダンゴムシは殻が硬く、消化にも向かず、あまり積極的に好まれるエサではないため、エサ用としての需要も少ないのが現状です。

このようにペットショップ等での入手が難しいエサは、たまに偶然見つけた時に与える程度はできますが、日常的なエサとして継続的に与えることは困難です。

まとめ

ダンゴムシはあくまで「たまに与える変化球」として使うのが良いでしょう。

どうしても食べない場合は、殻を少し潰してあげると食べやすくなることもあります。

まとめると、アマガエルはダンゴムシを食べることもありますが、向き不向きがあります。

ダンゴムシはあくまでおやつ程度にとどめて、主食は動きのある昆虫を中心にしてあげることが、アマガエルの健康のためには大切です。

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