ウーパールーパーが大きな口を開けて、まるで人間のように“あくび”をしている姿を見たことはありませんか?
このかわいらしい仕草は、飼い主さんにとって癒しの瞬間ですが、実はあくびにはウーパールーパーにとって大切な役割があります。
エラの掃除をしたり、水質の変化をチェックしたりと、健康を保つための行動なのです。
ただ、あくびの頻度が増えすぎている場合は、水質悪化やストレスのサインかもしれません。
本記事では、ウーパールーパーがあくびをする理由やその頻度、注意すべきポイントについて詳しく解説していきます。
ウーパールーパーのあくびの理由
主な理由は、エラの掃除や水の状態を確認するためです。
ウーパールーパーは水を大きく吸い込み、エラからその水を吐き出すことで、エラに付着した汚れや微粒子を取り除いています。
エラが綺麗でないと酸素を十分に取り込めないため、この「水を吸い込んで吐き出す」という動作はウーパールーパーにとって重要な役割を果たしています。
また、水の中の酸素量や水質の状態を確認する意味もあり、食事の後に消化を助けるためにこの動きをすることもあります。
ウーパールーパーがあくびをしたら問題はある?
基本的にウーパールーパーがあくびをするのは正常で、心配する必要はありません。
ただし、頻繁に繰り返すようであれば注意が必要です。
特に水面でパクパクと口を開け続ける場合は、水質の悪化や酸素不足、あるいはエラの異常などのサインである可能性があります。
このような場合には、水質をチェックしたり、水替えを行うことを検討したほうが良いでしょう。
ウーパールーパーのあくびのような行動は、口を大きく開けて一瞬だけ水を吸い込み、その後エラから水をゆっくり吐き出すという流れです。
可愛らしい仕草なので、見ているとつい微笑んでしまいます。
しかし、あまりに頻繁に見かけるようなら、飼育環境の見直しが必要かもしれません。
ウーパールーパーのあくび、どのくらいの頻度が正常?
ウーパールーパーがあくびのように口を大きく開ける行動は、健康な個体でも日常的に見られる動作です。
ただ、どのくらいの頻度が「正常」と言えるのか、気になる飼い主さんも多いでしょう。
実際のところ、あくびの頻度には明確な回数の基準はありませんが、健康な状態のウーパールーパーであれば、1日に数回から数日に1回程度が一般的と考えられます。
🕰️ 健康なウーパールーパーのあくびの頻度
通常、ウーパールーパーはエラの掃除や水の状態を確認するために、あくびのような動作を行います。
水質が安定しており、エラに異常がない場合は、1日に数回程度のあくびであれば問題ありません。
特にエサを食べた後や水槽の掃除後などは、エラに付着した微細なゴミを取り除くためにこの行動が増えることがあります。
エサの後のあくびは正常
エサを食べた後にあくびのような行動を見せる場合、これは食道や口の中に残った食べカスを取り除くための行動です。
特に大きめのエサを食べた後は、喉に詰まりがないかを確認するようにこの行動をすることが多いです。
💧 水替えの後のあくびも心配なし
水替え直後にもあくびが増えることがあります。
これは、新しい水に慣れるために水質や酸素量を確認している可能性があります。
水替え後の数時間以内であれば、この行動が見られても心配いりません。
⚠️ あくびの頻度が増えすぎている場合は注意
ただし、明らかに頻繁にあくびを繰り返している場合は注意が必要です。
特に以下のようなケースでは、水質やエラの状態に異常がある可能性があります。
- 1時間に何度もあくびをする場合
- 水面近くで口をパクパクさせ続けている場合
- 体を丸めたり、じっと動かなくなる場合
これらの症状が見られた場合は、すぐに水質をチェックし、アンモニアや亜硝酸塩の濃度が上がっていないかを確認しましょう。
また、酸素不足の可能性がある場合には、エアレーションの強化を検討してください。
・ 1日1〜3回程度のあくび → 通常範囲で問題なし
・ エサ後・水替え後の一時的な増加 → 異常ではない
・ 1時間に何度も繰り返す場合 → 水質悪化や酸素不足の可能性あり
🤔 「あくびが多すぎる?」と感じたときの確認ポイント
・水温が適切か(18〜22℃が理想)
・水質(アンモニア・亜硝酸塩の濃度)が悪化していないか
・フィルターやエアレーションが正常に作動しているか
ウーパールーパーのあくびは、基本的に健康状態を維持するための自然な動作です。
過度に心配する必要はありませんが、あくびの頻度が明らかに増えた場合は、水質や環境の見直しをする良いタイミングかもしれません。
ウーパールーパー以外の両生類もあくびをする?
🐸 カエルのあくび
カエルもウーパールーパーと同じように、時々口を大きく開ける動作をしますが、これは主に皮膚の脱皮に関係しています。
カエルは皮膚を定期的に脱皮して、その古い皮膚を自分で食べてしまうことが多いのです。このとき、あくびのように大きく口を開けて、皮膚を飲み込む動作を見せます。
🦎 サンショウウオのあくび
サンショウウオも口を開ける行動をすることがありますが、これは主にエラの掃除や水中の酸素量の確認が目的です。
水中で生活している種では、ウーパールーパーと同じようにエラに付着した不純物を取り除くために水を吸い込み、エラから吐き出すことがあります。
特に、水質が変化した場合や食後にこの行動が増えることがあります。
🦎 イモリのあくび
イモリの場合も、あくびのように口を開ける行動が見られますが、その目的は少し異なります。
イモリは主に水面で空気を吸い込むため、口を大きく開けて肺に空気を取り込むことがあります。
また、エサを飲み込む際にも、あくびのような動作をすることがあります。
ウーパールーパーのあくびによくある誤解
ウーパールーパーのあくびに関しては、初心者の飼い主さんを中心に、「あくび=病気のサイン」 と誤解されていることが多いです。
しかし、この記事でも既に説明している通り実際にはほとんどの場合、ウーパールーパーのあくびは健康維持のための正常な行動です。
ただ、あくびの頻度や状況によっては注意が必要な場合もあるため、この「よくある誤解」を正しく理解しておくことが重要です。
🤔 よくある誤解①:あくび=酸欠・窒息している
「あくびをするのは酸素が足りない証拠では?」と心配する飼い主さんは多いですが、通常のあくびは酸欠とは関係ありません。
ウーパールーパーのあくびはエラの掃除や水の入れ替えが目的であり、水中の酸素量が十分であっても自然に行う行動です。
ただし、水面で頻繁にパクパクしている場合は注意が必要です。
これは酸素不足のサインであり、水質悪化やエアレーション不足の可能性があります。酸素が足りているかどうかは、水槽の酸素供給状況や水質をチェックすることで判断できます。
ポイント
🤔 よくある誤解②:あくび=病気の兆候
「あくびばかりしていると病気かもしれない?」という心配もありますが、正常な範囲でのあくびは病気とは関係ありません。
ウーパールーパーは、エラの掃除や口内の異物を排除するために自然にあくびをします。特に、食後や水替え後にはこの動作が増えることがありますが、これも異常ではありません。
しかし、以下の状況では病気の兆候である可能性があります。
注意が必要なケース:
・あくびの頻度が急激に増えた
・口周りに赤みや腫れが見られる
・エラが縮んでしまっている
・体を丸めて動かなくなる
これらの症状が伴う場合は、細菌感染や寄生虫、アンモニア中毒などの疑いがあるため、水質を確認しつつ、必要であれば獣医師に相談しましょう。
ポイント
🤔 よくある誤解③:あくびはウーパールーパーだけの行動
「あくびをするのはウーパールーパーだけ?」と思われがちですが、実は他の両生類も同様の動作をします。
例えば、サンショウウオもエラの掃除のためにあくびのような動作を行いますし、カエルは皮膚の脱皮時に大きく口を開けて皮膚を飲み込む仕草を見せます。
あくびの頻度や目的は種によって異なりますが、「口を大きく開ける動作」は多くの両生類で共通する自然な行動です。
ポイント
🎯 あくび=病気の誤解を解くポイント
あくびそのものは異常行動ではなく、ウーパールーパーにとってエラの健康維持や水質の確認のための大切な行動です。
ただし、頻度が極端に増えたり、他の異常行動が見られた場合は、水質チェックや病気の疑いを考慮する必要があります。
飼い主さんが「正常なあくび」と「異常なサイン」の違いを理解しておけば、ウーパールーパーの健康状態をより的確に把握できるようになります。
まとめ
ウーパールーパーのあくびは、エラの掃除や水質の確認、食後の消化促進など、健康を維持するための自然な行動です。
通常であれば1日に数回程度見られるこの仕草は、特に心配する必要はありません。
ただし、頻繁にあくびを繰り返したり、水面で口をパクパクさせ続けたりする場合は、水質悪化や酸素不足、ストレスなどが原因かもしれません。
こうしたサインを見逃さず、環境を見直すことでウーパールーパーの健康を守ることができます。かわいい“あくび”の裏側には、ウーパールーパーの健康状態を知るヒントが隠れているのです。