ウーパールーパーが溶けるって本当?どこが溶けるのかと対策も解説!

ウーパールーパーは見た目も不思議ですが、飼っていると不思議なことがたくさん起こります。

その一つが、「溶けてしまう」現象です。

溶けるといっても消えてなくなるわけではなく、手足や尾など体の一部が溶けてただれてしまう状態です。

原因は何らかの体調不良。

多くは水質の悪化や急変か、夏場の高温で起こります。

今回は、ウーパールーパーが溶けてしまう原因と対策についてご紹介します。

目次

ウーパールーパーの溶けるのはどこ?

外エラ

ウーパールーパーの体で最も溶けやすいのは外エラです。(上の画像の赤矢印のところ)

以下は参考ツイートです。

原因は分かりませんが、ウーパールーパーの特徴でもあるエラが溶けてほとんどなくなってしまっています。

ここまではっきりしたものは珍しいのですが、ふさふさだったエラが少しずつ縮小化している場合はなかなか気づきにくいもの。

たまに写真を撮影して、前後でエラが短くなっていないかを確認して短くなっているようなら溶けてる可能性を疑った方が良いですね。

手足や尻尾など体の末端

エラ以外で溶けやすいのが、手足や尻尾など体の末端に当たる場所です。

外部からの刺激を受けやすい箇所が溶けやすいようですね。

なお、エラや手足・しっぽ等仮に溶けてしまってもウーパールーパーには再生する力がありますので、溶けてしまってもあきらめることはありません。

まずは溶ける原因を突き止めて改善を行い、溶けた個所の再生を願いましょう。

ウーパールーパーが溶けやすいのは
・外エラ
・手足や尻尾などの体の末端

ウーパールーパーが溶ける原因と対策

ウーパールーパーの体構成は水分が多い

人間の体は約60%が水分でできているという事を聞いたことがありませんか?

一方、AIに質問したところ、ウーパールーパーは95%以上が水分で構成されているようです。

AIの情報以外は、調べても出てこなかったので95%が正しいのかどうかは分かりませんが、水中で生きる生き物ですし、見るからに柔らかそうなので、確実に人間よりは水分含有量が多いのは間違いないですね。

つまりほとんどが水分でできている体なので、ウーパールーパーは溶けやすいというのは大前提として知っておく必要があります。

はかせ

体のほとんどが水分で構成されているため、そもそも溶けやすい

水質の悪化&急変

ウーパールーパーは飼いやすい生き物ですが、本来は水質の悪化や変化に弱い生き物でもあります。

原産地の湖は水量が多いので、そう簡単に水質が変わったり悪化したりしないのです。

飼育していてしばらく水換えをサボったり、個体に対して水槽が小さい、あるいは小さな水槽で複数飼育していると、簡単に水質が悪化してしまいます。

この時点で、ウーパールーパーの体をよく見ると溶けてしまっている場合もあるのですが、あわてて水換えをした次の日に溶けていることもあります。

はかせ

水質の悪化も水質の急変も、ウーパールーパーにはストレスなのじゃ!

これを防ぐためには、何よりもこまめな掃除と水換えが不可欠です。

熱帯魚用のフィルターをつければ水質は安定しますが、あくまで補助と考えましょう。

また、小さな頃から育てたウーパールーパーがいつの間にか大きくなり、水槽が手狭になっていることもあります。

なるべく大きな水槽で飼うように心がけましょう。

夏場の高温

原産地の湖は水質の急変や悪化が起こりにくい環境ですが、年間を通してずっと水温が低い環境でもあります。
そのため、ウーパールーパーは高温にも弱い一面があります。

当然、日本の夏はウーパールーパーには暑すぎるので、高温対策をしないと溶けてしまうこともありますし、別な形で体調を崩すこともあります。

有効な高温対策としては、エアコンで部屋ごと調節するか、水槽用のクーラーをつけるしかありません。

海水魚飼育の普及で、水槽用クーラーはずいぶん手ごろになりましたが、それでも一般的とはいえません。

参考動画
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