ウーパールーパーが溶ける原因とは?外エラ・手足・尻尾それぞれの対策方法を解説!

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ウーパールーパーは不思議な姿と癒しの魅力で人気ですが、飼育中に「溶けてしまう」という深刻なトラブルが起きることがあります。

ここでいうウーパールーパーが「溶ける」とは、外エラ・手足・尻尾などがただれたり崩れたりする状態を指します。

主な原因は水質悪化、高温、外傷による細菌感染などさまざまです。

早期に異変に気づき、原因に応じた適切な対策を取れば回復できる可能性も十分あります。

本記事では、ウーパールーパーの溶ける原因と、外エラ・手足・尻尾それぞれに合わせた対策方法について詳しく解説します!


\ ウーパールーパーの飼育に関する /
まとめページは以下より
ウーパールーパーの飼育まとめ

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目次

ウーパールーパーの溶けやすいのはどこ?外エラ・手足・尻尾を解説!

外エラ

ウーパールーパー溶ける現象が最も起きやすいのは外エラです。(上の画像の赤矢印のところ)

以下は参考ツイートです。

原因は分かりませんが、ウーパールーパーの特徴でもあるエラが溶けてほとんどなくなってしまっています。

以下はペットクリックのブログ記事ですがこちらも参考にしてください。

ここまではっきりしたものは珍しいのですが、ふさふさだったエラが少しずつ縮小化している場合はなかなか気づきにくいもの。

たまに写真を撮影して、前後でエラが短くなっていないかを確認して短くなっているようなら溶けてる可能性を疑った方が良いですね。

なおウーパールーパーの外鰓の役割は呼吸をすることで以下の記事で詳しく解説していますので是非参考にしてください。

手足や尻尾など体の末端

エラ以外で溶けやすいのが、手足や尻尾など体の末端に当たる場所です。

外部からの刺激を受けやすい箇所が溶けやすいようですね。

なお、エラや手足・しっぽ等仮に溶けてしまってもウーパールーパーには再生する力がありますので、溶けてしまってもあきらめることはありません。

まずは溶ける原因を突き止めて改善を行い、溶けた個所の再生を願いましょう。

ウーパールーパーが溶けやすいのは
・外エラ
・手足や尻尾などの体の末端

ウーパールーパーが溶ける症状の進行段階と見分け方

ウーパールーパーが「溶ける」症状には、進行段階があります。

・初期段階:エラが縮んだり、色が薄くなったりする。体の末端がやや白っぽくなる。
・中期段階:手足や尾の先がふやけたり、透明感がなくなり白濁する。
・末期段階:末端が崩れ始める、壊死して黒ずむ、部分的に脱落する。

こうした変化は、少しずつ進行することもあれば、急激に悪化することもあります。

できるだけ早期に異変に気づき、適切な対処をすることが大切です。

たまに写真を撮って比較すると、エラの長さや尾の状態の変化に気づきやすくなります。

ウーパールーパーが溶ける原因と対策

ウーパールーパーの体構成は水分が多い

人間の体は約60%が水分でできているという事を聞いたことがありませんか?

一方、ウーパールーパーは95%以上が水分で構成されているようです。

ウーパールーパーは水中で生きる生き物ですし、見るからに柔らかそうなので、確実に人間よりは水分含有量が多いのは間違いないですね。

つまりほとんどが水分でできている体なので、ウーパールーパーは溶けやすいというのは大前提として知っておく必要があります。

はかせ

体のほとんどが水分で構成されているため、そもそも溶けやすい

水質の悪化&急変

ウーパールーパーは飼いやすい生き物です。

しかし飼育下のウーパールーパーは水質管理が重要で水温や水の汚れなどの変化に弱い生き物でもあります。

原産地の湖は水量が多いので、そう簡単に水質が変わったり悪化したりしないのです。

飼育していてしばらく水換えをサボったり、個体に対して水槽が小さい、あるいは小さな水槽で複数飼育していると、簡単に水質が悪化してしまいます。

この時点で、ウーパールーパーの体をよく見ると溶けてしまっている場合もあるのですが、あわてて水換えをした次の日に溶けていることもあります。

はかせ

水質の悪化も水質の急変も、ウーパールーパーにはストレスなのじゃ!

これを防ぐためには、何よりもこまめな掃除と水換えが不可欠です。

ウーパールーパーの飼育はフィルターなしよりもフィルターありの方が良いです。

フィルターをつければ水質は安定しますが、あくまで補助で水替えが必要なくなるわけではないと考えましょう。

また、小さな頃から育てたウーパールーパーがいつの間にか大きくなり、水槽が手狭になっていることもあります。

なるべく大きな水槽で飼うように心がけましょう。

夏場の高温

原産地の湖は水質の急変や悪化が起こりにくい環境ですが、年間を通してずっと水温が低い環境でもあります。
そのため、ウーパールーパーは高温にも弱い一面があります。

当然、日本の夏はウーパールーパーには暑すぎるので、高温対策をしないと溶けてしまうこともありますし、別な形で体調を崩すこともあります。

有効な高温対策としては、エアコンで部屋ごと調節するか、水槽用のクーラーをつけるしかありません。

海水魚飼育の普及で、水槽用クーラーはずいぶん手ごろになりましたが、それでも一般的とはいえません。

参考動画
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