あの愛らしいウーパールーパーが…唐揚げに!?
水槽の中をゆらゆらと泳ぐ姿が癒されると人気のウーパールーパー。
実はそんなウパ達が「食用」として提供されていたことをご存じでしょうか？
SNSで話題になった「ウーパールーパーの唐揚げ」は、インパクトの強さから驚きや賛否を巻き起こしました。
「どんな味？」
「どこで食べられるの？」
「かわいそうじゃないの？」
など、気になる声が多く見られます。
本記事では、ウーパールーパー唐揚げに関する情報をまるごと解説！
過去に提供されていたお店や味の感想、調理方法、法律やモラルの観点まで、気になるポイントをわかりやすくまとめました。
現在では食べるという視点では語られないことが珍しいウーパールーパーですが、どんな生き物なのかを知っておくことも大切です。
＼ ウーパールーパーの飼育に関する ／
まとめページは以下より
ウーパールーパーの飼育まとめ
ウーパールーパーの唐揚げって本当に食べられるの？
唐揚げって本当？驚きの事例まとめ
ウーパールーパーの唐揚げが話題になったのは、2010年代に登場した一部の居酒屋やイベントでの提供がきっかけです。
SNSでは、実際に食べた人の投稿が写真付きで拡散され、そのグロテスクとも取れる見た目が多くの注目を集めました。
このウーパールーパーの唐揚げは、ペット用ではなく「食用として飼育された個体」を使用しているとされており、インパクト勝負の“ゲテモノ料理”の一種として提供された例がほとんどです。
食用文化のルーツ（メキシコなど）と日本での扱い
ウーパールーパーの原産国であるメキシコでは、かつてアステカ文明の時代から「アホロートル（Axolotl）」として食用にされていたという記録があります。
現在でも一部の地域では高級食材として扱われることもあるようです。
日本ではウーパールーパーが1980年代にブームとなった際、主に観賞用・ペットとして定着しました。
しかし、インパクト狙いの飲食店などで一時的に“話題性”として食用に転用されるケースが出てきたという背景があります。
なぜ話題になるのか？見た目とのギャップとインパクト
ウーパールーパーの唐揚げがここまで注目を集めたのは、やはり“ギャップ”のインパクトが大きいからでしょう。
ウーパールーパーの唐揚げ #シンラジオ pic.twitter.com/pU9PVWOBbK
— 抜け殻 (@Sam_rider_) July 18, 2024
可愛らしいイメージと、揚げられた状態の見た目との落差に、
「うわぁ…」
「ちょっとショック」
「なんでこれを食べようと思ったの？」
といった声が多数あがりました。
また、インスタ映え・バズ狙いという観点から、飲食業界でも「話題性重視のメニュー」として扱われたことが拍車をかけたと考えられます。
ウーパールーパーの唐揚げ、味はどう？
実際に食べた人の感想まとめ
ウーパールーパーの唐揚げを実際に食べた人の声をSNSや口コミから拾ってみると、意外にも「美味しい」という評価が多く見られます。
「白身魚のような淡白な味」
「クセがなくて意外と食べやすい」
といった感想が目立ち、とくに食感については
「ホクホクしている」
「柔らかい」
という声が多く寄せられています。
もちろん、「味以前に見た目で無理」という人も多く、全体的には好奇心でチャレンジしたというケースがほとんどです。
「味は○○に似ている」と言われる理由
もっとも多く寄せられている例えが、「鶏ささみ」「白身魚」「カエルの肉」など。
いずれもクセの少ない淡白な食材に似ているという点で共通しています。
ウーパールーパーの体は水分が多く、筋肉質な部位が少ないため、身は柔らかくふわっとした仕上がりになります。
そのため、衣をつけて唐揚げにすると、脂っこさもなく比較的あっさりとした味になるようです。
「かわいそう」と感じる人が多いのはなぜ？
実際に食べたことがない人からも、SNSでは「かわいそう」という感想が多く見られます。
ウーパールーパーの唐揚げw
— Umino Kasumi (Shioren Group) (@All_Shionnu27) September 6, 2015
かわいそう・・・(´･_･`)#nack5 #i_can_feel #辻詩音
ウーパールーパーって唐揚げにされて食べられるの！？かわいそう、
— ミルクティー (@Milk_Tea_05) August 22, 2021
ウーパールーパーって唐揚げにして食べちゃうの？かわいそうだし気持ち悪い(´･_･`)
— あかねち (@Superakanechi) October 23, 2014
その背景には、「ウーパールーパー＝観賞用・ペット」という強いイメージがあるからでしょう。
多くの人にとって、ウーパールーパーは“愛でる存在”であって、“食べる存在”としては結びつきにくいのです。
また、唐揚げになっても原型が比較的そのまま残っているという見た目も、ショッキングさを強めています。
尾や脚がついたままの個体も多く、まるで「揚げミイラ」のような見た目から食欲がわかないという意見も少なくありません。
過去に提供されたお店【東京・大阪・名古屋・横浜・福岡】
ウーパールーパーの唐揚げは、全国各地の一部飲食店やイベントで“ゲテモノ料理”として提供されていた事例があります。
以下は過去に話題となった代表的な地域と店舗の例です。
- 東京：高円寺などにある居酒屋でゲテモノメニューの一環として提供
- 大阪：道頓堀近辺の変わり種メニューがある居酒屋で話題に
- 名古屋：珍食フェスや期間限定イベントでの登場が多い
- 横浜：観光地で外国人向けの“日本の変わり種”として注目された事例あり
- 福岡：博多の屋台文化の中で登場したことがあるとの報告も
これらはすべて一時的なメニューで、現在は終了しているケースがほとんどです。
今でも食べられる場所はある？調査結果まとめ
2025年現在、ウーパールーパーの唐揚げを常設メニューとして提供している店舗は非常にまれです。
ほとんどの場合、以下のような状況が当てはまります。
- 期間限定イベントやフェスでの一時的な提供
- SNS映え狙いの話題づくりとして特別メニューに登場
- 食材としての確保が難しく、継続提供できない店舗が多い
どうしても食べてみたい場合は、「ウーパールーパー 唐揚げ ＋ 地名」でSNSやグルメアプリを検索し、事前に店舗に確認するのが確実です。
1店だけ以下の参考記事とそのお店を紹介しておきます。
宝雪酒坊
住所：大阪府大東市学園町3-11
電話番号：072-876-5001
営業時間：17:00～（LO 翌23:00）
定休日：日曜日
※お店の営業状況やお目当ての商品の販売状況は必ずお電話などで確認してから来店するようにしてください。
値段の目安は？イベントや居酒屋での価格帯
価格帯としては、1匹あたり700円〜1,500円程度で提供されていたケースが多く、一般的な唐揚げメニューと比べるとやや高めです。
“ゲテモノ枠”としての話題性を考えると、この価格でも注文する人は一定数いるようです。
また、珍しさゆえに数量限定で提供されることが多く、早い時間に売り切れてしまうこともあるため、イベントなどではお目当てのメニューとして優先的に注文するのがよいでしょう。
ウーパールーパーの唐揚げはどう作るの？
食材としての入手は可能？
ウーパールーパーは一般的には観賞魚として流通していますが、食用として流通しているケースは非常に限られています。
一部の海外では“食材”として飼育されている事例もありますが、日本では基本的に食用目的で販売されることはありません。
そのため、個人で唐揚げを作ろうとする場合、ペットショップなどで販売されているウーパールーパーを使うことになりますが、これは後述のとおり法的・倫理的に注意が必要です。
作り方・調理工程の概要（※注意喚起付き）
実際に提供された店舗などでの調理方法は明かされていませんが、SNS投稿やイベント情報をもとにすると、以下のような工程が一般的と推測されます。
- ウロコや内臓の処理は基本不要（ヌメリを洗浄するのみ）
- 軽く下味をつけて、唐揚げ粉または片栗粉をまぶす
- 油でカラッと揚げる（見た目がリアルなままなので注意）
ただしこの調理方法は、あくまで話題性・イベント性を目的とした特殊例であり、一般家庭で再現するのはおすすめできません。
衛生面のリスクがある上に、個体の出自によっては寄生虫や病原菌の危険性も否定できません。
ペットを調理することは法律的にOKなのか？
結論から言えば、現状の日本の法律では「ペットを自分で調理して食べる」こと自体は禁止されていません。
しかし以下の点に注意が必要です。
- 動物愛護法に抵触する可能性：愛玩動物を不必要に苦しめて殺すことはNG
- 販売・提供は食品衛生法や営業許可が必要：第三者に提供する場合は完全にアウト
- SNSへの投稿は炎上のリスク大：法律ではなく“世間の目”が強く影響します
つまり、「家庭内で自己責任で食べるぶんには罰せられないが、道義的には議論が分かれる」行為と言えるでしょう。
倫理的にどうなの？「かわいそう」の声に対して
「食文化」として許容される範囲とは
ウーパールーパーを食べることに対して、「さすがにそれは…」「かわいそうすぎる」と感じる人は多いでしょう。
これは、ウーパールーパーが“食材”としてよりも“ペット”として認知されている存在だからです。
ただし、文化が違えば常識も異なります。
たとえば、フランスではカエル、フィリピンではバロット（孵化寸前の卵）、中国ではサソリやタツノオトシゴが食材として利用されています。
つまり、“食べるかどうか”は文化や価値観によって大きく左右されるのです。
ジビエや昆虫食との違い
ウーパールーパーの唐揚げは、ジビエや昆虫食と並んで「食の多様性」の一例として紹介されることもあります。
ジビエとは？
ジビエとは、野生の動物（シカやイノシシ、カモなど）を狩猟によって得た食材のこと。フランス語が語源で、自然の恵みとして高級食材としても扱われることが多い。
ただし、両者には次のような違いがあります。
- ジビエや昆虫食は持続可能性や栄養価の観点から見直されている
- ウーパールーパーの唐揚げはあくまで“話題性”が先行
つまり、後者は実用性というより“衝撃を与えるためのメニュー”であり、そこに反感を覚える人が出てくるのも無理はありません。
あなたならどうする？食べる・食べないの選択
結局のところ、「食べる or 食べない」は個人の価値観にゆだねられる問題です。
「一度はチャレンジしてみたい」と思う人もいれば、「絶対に無理、見たくもない」という人もいるでしょう。
大切なのは、自分とは違う価値観を持つ人を一方的に否定しないこと。
また、話題性だけを求めて命を粗末に扱うことのないよう、倫理的な視点も忘れずに持っておきたいものです。
まとめ
ウーパールーパーの唐揚げ――。
そのインパクトは強烈ですが、実際に提供された例があり、食べた人の感想もさまざまです。
味は意外にも「美味しい」と評される一方で、「かわいそう」「受け入れられない」といった声も多く、強い賛否を呼ぶトピックです。
文化や価値観によって「食べられる・食べられない」の境界線は異なります。
ウーパールーパーも一部の国では“高級食材”とされ、日本では話題づくりとして取り上げられることもあります。
ただし、調理方法や入手経路、そして倫理的・法的な観点から見ても、誰にでも気軽におすすめできるものではありません。
興味本位で命を扱うのではなく、食文化の一側面として“知識として知る”くらいの距離感が、ちょうど良いのかもしれません。
今回は、唐揚げにして食べるという話題の記事でしたが本来はペットとして可愛がるべき生き物です。
ウーパルーパーは知能が高くないのですが、広い意味では「ウーパールーパーは人になつく」こともあり、可愛らしいものですよ。
筆者の個人的見解としては、「食べろ」と言われれば食べられる位の感じですかね・・・。
食用カエルもあるくらいですし揚げてあればそこまでグロテスクでもないので抵抗感はありません。
ただ、可哀そうって言われると・・・「まぁ確かに」とは思います。
思いますが、家畜は食べても良くて、ペットはNGとはこれまた人間に都合の良い決まり事だなぁとひねくれた考えも起きました笑
＼ ついでにこれも読んでいけ。 ／
いや、読んでくださいお願いします（土下座）
