「せっかくウーパールーパーのために土管を入れたのに、全然入ってくれない…」
そんなお悩みを抱えていませんか?
ウーパールーパーは狭い場所や暗がりを好む生き物ですが、実は土管のサイズや形、素材によってはまったく興味を示さなかったり、逆にストレスを感じてしまうこともあります。
この記事では、ウーパールーパーが土管に入らない理由と、快適に使ってもらうための選び方・設置のコツをご紹介します。
あなたの水槽にぴったりな隠れ家を見つけるヒントになれば幸いです。
ウーパールーパーが土管に入らない時に考えられる6つの原因とは?
1. 土管のサイズが合っていない
ウーパールーパーが土管に入らない理由として、まず考えられるのがサイズの問題です。
土管の入り口が小さすぎると、当然ウーパールーパーの体が入れず、物理的に中に入ることができません。
一方で、あまりに大きな土管だと、空間が広すぎて落ち着かず、隠れ家として使いたいという気持ちにならないことがあります。
ウーパールーパーは狭くて暗い場所を好む性質があるため、体が無理なく通れる程度の大きさで、かつ少し身体が包まれるようなフィット感のあるサイズが理想的です。
2. 土管の入り口が狭い・鋭角で入りにくい
せっかくサイズが合っていても、土管の入り口が狭かったり、角が鋭かったりすると、ウーパールーパーはなかなか中に入りたがらないことがあります。
ウーパールーパーは皮膚がとても繊細で傷つきやすく、また顔の周りにはヒゲのような感覚器官があるため、少しでも違和感がある場所には本能的に近づきたがらないのです。
土管の縁がとがっていたり、入り口が狭くて不自然な角度になっていたりすると、身体を傷つけるリスクがあると感じて敬遠するようになります。
3. 土管の設置場所が悪い
ウーパールーパーは落ち着いた環境を好むため、土管の置き場所によっては入らないことがあります。
たとえば水槽の照明が直接当たるような明るい場所や、水流が強くて常に水がぶつかってくるような場所では、安心して隠れることができません。
また、水槽の手前など人の気配がよく見える位置も避けたがる傾向があります。
静かで落ち着いた場所、あまり光が当たらず、水の流れも穏やかな場所に土管を置くことで、ウーパールーパーが安心して中に入れるようになります。
4. 素材やにおいが気になる
ウーパールーパーは敏感な生き物なので、土管の素材やにおいにも反応することがあります。
特に、買ったばかりの土管には製造時のにおいや化学的な塗料が残っている場合があり、それを感じ取って警戒してしまうことがあります。
素焼きや焼き物などの自然な素材でできたものは、水に馴染みやすくウーパールーパーも安心して近づきやすくなります。
使用前には一度水洗いし、できれば数日水に浸けておくことで、においが薄れて安心できる環境になります。
5. ウーパールーパーの性格や好み
実は、ウーパールーパーにもそれぞれ個性や好みがあります。
中には土管があってもあまり興味を示さず、水槽の隅や水草の間など、別の場所を好んで隠れ家にする子もいます。
すべてのウーパールーパーが土管を気に入るわけではないということも、頭に入れておくとよいでしょう。
もし土管に入らない様子が続く場合は、流木やシェルターなど、ほかのタイプの隠れ場所も試してみることで、ぴったりの落ち着き場所が見つかるかもしれません。
6. 体の成長によって入れなくなった
以前は土管にスムーズに入っていたのに、最近は入らなくなったという場合、ウーパールーパーの成長が原因であることがあります。
ウーパールーパーは成長とともに体が大きくなり、特に太さや全長が少しずつ変わっていきます。
幼いころには余裕で通れていた土管も、大人になるにつれて体がつかえてしまったり、方向転換が難しくなったりして、中に入りづらくなってしまうのです。
また、体が大きくなると土管の中で身動きが取りにくくなり、それがストレスになって入るのをやめてしまうこともあります。
こうした場合は、成長に合わせてひと回り大きな土管に買い替えることで、また快適に使ってもらえるようになります。
ウーパールーパーが喜ぶ土管の選び方
ウーパールーパーにとって土管は、ただの飾りではなく「安心して過ごせる隠れ家」です。だからこそ、彼らが心地よく使えるものを選ぶことが大切です。
土管を選ぶときは、以下のの4つのポイントに注目してみましょう。
「サイズ」
「素材」
「形状」
「安全性」
サイズ
まずサイズですが、ウーパールーパーの体が無理なく通れる大きさが基本です。
小さすぎると入れませんし、大きすぎても落ち着かず、入ってくれないことがあります。
体長の1.5倍くらいの長さ、そして体幅の1.5~2倍ほどの直径が目安になります。
特に体の太さに余裕があることが大事で、きゅうくつに感じない程度の広さがあると安心です。
素材
素材については、自然に近い質感の「素焼き」や「陶器」「焼き物」タイプが人気です。
プラスチック製のものでも使用できますが、角がとがっていたり、軽すぎて動いてしまうものは避けた方がよいでしょう。
しっかり重みがあって、水中で安定するものが理想です。
形状
形状に関しては、シンプルな筒状のものが最も無難で、ウーパールーパーも入りやすい傾向があります。
ただ、アーチ型やくぐり抜けタイプのものでも、入り口がなめらかで広めであれば問題なく使ってくれる場合もあります。
中で方向転換できる余裕があるかどうかも、チェックしておきたいポイントです。
安全性
そして最後に安全性。
入り口の縁がとがっていないか、中に突起物がないかなどをしっかり確認しておきましょう。ウーパールーパーの皮膚はとてもデリケートなので、少しの引っかかりでもケガをしてしまう可能性があります。
ウーパールーパーの隠れ家は土管だけではない
ウーパールーパーの飼育に隠れ家はあった方が良いのですが何も土管にこだわる必要はありません。
土管以外にも隠れ家を作ることができるので参考にしてください。
観葉植物

ウーパールーパーの隠れ家として観葉植物を使うのも、とても自然でおすすめの方法です。
水槽に水中でも育つ水草タイプの観葉植物を入れることで、視界を遮る「安心できる空間」を作ることができます。
特にアヌビアスやミクロソリウムのような丈夫な種類は手入れも簡単で、水質にも影響しにくいので初心者でも扱いやすいです。
ウーパールーパーは物陰や薄暗い場所を好むため、葉の下にもぐってじっとしていたり、植物の隙間から顔だけ出していることもあります。
また、観葉植物は水槽全体に自然な雰囲気を与えてくれるため、インテリアとしても一石二鳥。注意点としては、根を食いちぎられないように流木や石に活着させると良いです。
人工のフェイクグリーンよりも、水に馴染む本物の水草を使うことで、ウーパールーパーにとってもより快適な環境になります。
流木や木の枝

流木や水中用の木の枝も、ウーパールーパーにとって立派な隠れ家になります。
土管のように「中に入る」という形ではなくても、枝の間に身体をうずめたり、陰を作ってその下でじっとしていたりと、自然の中にいるような行動を見せてくれることがあります。
特に複雑に絡んだ形の流木は、程よい暗がりや障害物となり、安心感を与えてくれます。
ただし、市販されている観賞魚用の流木を選ぶのがポイントで、普通の木の枝などをそのまま入れるのはおすすめできません。
未処理の木材は水に浮いてしまったり、水質を悪化させる可能性があるからです。
安全な処理がされた流木は水に沈み、安定して設置できるので、水槽内でも自然に馴染みます。
さらに、水草を巻きつけたりすることでより本格的なレイアウトが楽しめるのも魅力のひとつです。
大きめの石

シンプルですが効果的なのが、大きめの石を使った隠れ家作りです。
石の間に隙間をつくってトンネル状にしたり、平たい石を組み合わせて屋根のようにすることで、ウーパールーパーが安心して身を隠せる空間を作ることができます。
自然の石を使うことで水槽全体に落ち着いた印象が生まれ、ナチュラルなアクアリウムの雰囲気を演出することもできます。
ただし、使用する石には注意が必要です。とがっていたり、重すぎるものはウーパールーパーの身体を傷つける可能性があるため、表面がなめらかで丸みを帯びたものを選ぶと安心です。
また、安定して置かないと転倒してウーパールーパーが下敷きになるおそれがあるため、レイアウトの際はしっかり固定することが大切です。
石を組み合わせて作る隠れ家は、自由にアレンジができるので、自分だけのオリジナル空間を作る楽しさもあります。
まとめ
ウーパールーパーが土管に入らないのには、サイズや形状、設置場所、素材など、さまざまな理由があります。
また、成長によって体が大きくなり、以前は入れた土管に入れなくなるケースも珍しくありません。でも、土管だけが隠れ家の選択肢ではありません。
観葉植物や流木、大きめの石などを使って、自然な雰囲気の中で落ち着ける場所をつくることもできます。大切なのは、ウーパールーパーが安心して過ごせる空間を用意してあげること。
ちょっとした工夫で、彼らのリラックスした姿を見ることができるようになりますよ。あなたの水槽にぴったりの「隠れ家」、ぜひ見つけてあげてくださいね。