ウーパールーパーを飼えなくなった…どうすればいい?手放す前に考えたい選択肢と注意点

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ウーパールーパーを飼い始めたときには、「ずっと一緒に暮らしていける」と思っていた方も多いでしょう。

しかし実際には、飼育者自身の体調の変化や、転勤・引っ越しといった環境の変化、あるいは想定外に繁殖してしまったなど、さまざまな事情から「ウーパールーパーを飼えなくなった…」と悩む方もいらっしゃいます。

可愛がってきたウーパールーパーだからこそ、どうすればよいのか迷ってしまうのは当然のことです。

この記事では、ウーパールーパーを飼えなくなったときに考えるべき選択肢や、手放す際の注意点について、分かりやすくご紹介します。


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目次

ウーパールーパーを飼えなくなる理由とは?

ウーパールーパーは比較的飼いやすい生き物と言われていますが、実際に飼ってみると予想外のことも起こります。

ここでは、ウーパールーパーを「飼えなくなった…」と感じる主な理由について、いくつかの例を挙げてご紹介します。

飼育者の体調の変化や高齢による事情

病気やケガ、入院・精神的な不調などで、これまで通りにお世話ができなくなるケースは少なくありません。

特に高齢の方の場合、体力の低下や認知機能の変化によって、水換えやエサやりといった日常的な世話が負担になることがあります。

また、飼育者が亡くなってしまい、残された家族が引き取ったものの、どう飼育すればいいのか分からず困ってしまうというケースもあります。

ウーパールーパーは一般的な犬猫とは異なる飼育方法が必要なため、急に任されても対応できないという声も少なくありません。

このように、飼育者本人の事情だけでなく、家族にとっても対応が難しいケースがあるため、「もう飼えないかもしれない」と悩む場面が生まれてしまうのです。

引っ越しや住宅事情の変化

転勤・長期の出張や引っ越し、あるいはペット禁止の住宅への移動なども、ウーパールーパーを手放すきっかけになりがちです。

特に賃貸物件では「水槽の使用が禁止されている」ケースもあるため、飼い続けることが難しくなる場合があります。

想定外の繁殖

ウーパールーパーは見た目では性別の判別が難しく、複数匹を同じ水槽で飼っていると、意図せず繁殖してしまうことがあります。

卵が一度に数百個産まれることもあり、育てきれずに困ってしまうケースも少なくありません。

経済的な理由や時間的な負担

水槽用のろ過装置や冷却ファン、照明など、初期設備や維持費がかかることに加え、餌・電気代や消耗品のコストも意外と見逃せません。

また、毎日の世話にかかる時間や、旅行時の対応なども、思っていたより大変だと感じる人もいるようです。

日帰り旅行や一泊二日程度の旅行であればさほど問題ありませんが、長期旅行だと途端に難易度が上がるので諦めることを余儀なくされるかもしれません。


飼えなくなったときにやってはいけないこと

「もう飼えないかもしれない」と思ったとき、焦りや不安から、思わず極端な行動をとってしまう人もいます。

ですが、ウーパールーパーも大切な命です。

間違った対処をしないよう、やってはいけないことをあらかじめ知っておきましょう。

自然に返す(放流)は絶対にNG

「自然に戻してあげればウーパールーパーにとって良いこと」と思ってしまう方もいるかもしれません。

しかし、ウーパールーパーは日本の自然環境には存在しない外来種であり、放流することで生態系を乱すおそれがあります。

さらに、水温や水質が合わず、すぐに命を落としてしまうことも多いのです。

実際に、過去にはブラックバスやアカミミガメ(いわゆるミドリガメ)が「飼いきれなくなったから」と安易に放流された結果、在来種を捕食したり、競合して数を減らしてしまう問題が各地で発生しています。

こうした例からもわかるように、「自然に返すつもりが、自然を壊してしまう」ということが本当に起こるのです。

また、地域によっては放流が条例で禁止されていることもあります。

いかなる理由であっても、自然に放すという行為は命にとっても環境にとっても良い結果にはつながりません。

ゴミとして捨てるのは動物愛護の観点から絶対にNG

「もう飼えないから」といって、生きているウーパールーパーをゴミとして処分するのは、動物を命ある存在として尊重するという視点から決して許されることではありません

ウーパールーパーは人の都合で飼育されている存在です。

最後まで責任をもって、できる限り良い形で次の居場所を探すことが、飼育者としての最低限の責任です。

無断で他人に押しつける

「知人の家に置いてきた」
「引き取ってくれると思って勝手に渡した」など、相手の了承なく押しつける行為も問題です。

たとえ相手が動物好きだったとしても、ウーパールーパーの飼育方法を知らなければ、すぐに弱らせてしまうことにもつながりかねません。

命を扱う以上、相手に責任を押しつけるのではなく、しっかりと話し合ったうえで信頼できる引き受け先を見つけることが大切です。


ウーパールーパーの引き取り先はあるの?

ウーパールーパーをどうしても飼い続けられない場合、新しい飼い主や受け入れ先を探すというのが現実的な選択肢になります。

ただし、犬や猫ほど一般的ではないため、受け入れ先の見つけ方には少し工夫が必要です。
※犬や猫でも受け入れ先を見つけるのは苦労します。

里親を探す(知人・SNS・里親募集サイトなど)

まず考えたいのは、信頼できる知人や家族に譲る方法です。

すでにペットを飼っている、もしくはアクアリウムに興味がある人がいれば、相談してみましょう。

また、最近ではSNS(X、Instagram、Facebookなど)で「#里親募集」といったハッシュタグを使って、個人間での譲渡が行われることもあります。

「ジモティー」などの地元情報サイトを活用するのも有効です。

ただし、見知らぬ相手とやり取りする際は、生体販売が目的の悪質な業者や無責任な引き取り手もいるため、慎重に相手を見極める必要があります。

ペットショップや動物病院に相談してみる

すべての店舗が対応しているわけではありませんが、ペットショップや動物病院に相談してみるのもひとつの手です。

中には「引き取りはできないが、里親を探す掲示板を設置している」といった店舗もあります。

また、爬虫類・両生類専門のショップであれば、取り扱いや飼育知識のあるスタッフが相談に乗ってくれることもあります。

学校やアクアリウム施設などに問い合わせる

ウーパールーパーは学習教材として使われることもあるため、理科系の教育機関や小中学校、高校の理科室などが受け入れてくれる可能性もゼロではありません。

また、地域の水族館やアクアリウム施設、動物関連の専門学校などに相談してみると、引き取りや一時預かりの相談ができることもあります。

ただし、これらの機関でも受け入れに制限があるため、あくまで「相談してみる」程度の気持ちでアプローチするのが良いでしょう。


一時的に飼えない場合の選択肢

ウーパールーパーをどうしても手放さなければならない…と思っても、実は「一時的に飼えないだけ」というケースもあります。

たとえば、入院や出張などの期間限定の事情であれば、無理に手放す前に“つなぎの選択肢”を検討することも大切です。

ここでは、一時的に世話が難しいときに考えられる対応方法をご紹介します。

一時的に預かってもらう方法

まずは、家族や友人、信頼できる知人に預かりをお願いできないか相談してみましょう。

特にウーパールーパーを飼ったことがある人や、ペットに理解がある人であれば安心です。

また先ほども紹介したジモティーなどの地域掲示板を使って、一時的な預かり手を募集するという方法もあります。

「来月から1か月だけ長期出張がある」「入院予定がある」など、期間と事情を具体的に伝えることで、助けてくれる人が見つかる可能性があります。

ただし、見知らぬ相手とのやりとりになるため、必ず慎重に連絡を取り合い、信頼できると判断した場合のみにしましょう。

預ける際は以下の点をきちんと伝えると、預かる側も不安を感じにくくなります。

  • エサの頻度と与え方
  • 水換えのタイミングと量
  • 温度管理の方法(夏場・冬場の注意点)
  • 使用している機材の操作方法

また、あらかじめ数日〜1週間ほど**「お世話の練習期間」**を設けて、預かる人に慣れてもらうのもおすすめです。

ペットホテルや動物病院での一時預かり

地域によっては、両生類も対応可能なペットホテルや動物病院が一時預かりサービスを行っていることもあります。

ただし、対応できる施設は限られているため、事前に電話などで確認が必要です。

料金がかかる場合がほとんどですが、環境管理や健康管理に慣れている専門スタッフが対応してくれる点では安心感があります。

飼育の負担を減らす工夫も有効

一時的に体調が悪かったり、忙しかったりして「飼うのがつらい」と感じる場合、飼育スタイルを見直して負担を軽減することも選択肢のひとつです。

  • 自動給餌器の導入(短期間の旅行や多忙時に便利)
  • 水換え頻度を減らせるフィルターへの交換
  • 照明・保温機器のタイマー設定で管理の自動化

このような道具を活用することで、少しだけでも「自分で飼い続けられる可能性」を広げることができるかもしれません。


手放す前に見直してみよう:本当に飼い続けられない?

「ウーパールーパーを飼えなくなったかもしれない」と思ったとき、すぐに手放す決断をするのではなく、もう一度“飼い続けられる方法”がないかを見直してみることも大切です。

ここでは、飼育の負担を軽くするための工夫や、考え直すための視点をいくつかご紹介します。

飼育スタイルをシンプルにする

「水換えが大変」「手が回らない」という悩みがある場合、飼育環境そのものを見直すことで、負担がグッと軽くなることもあります。

たとえば以下のような工夫が可能です:

  • ろ過能力の高いフィルターに交換して、水換えの頻度を減らす
  • ベアタンク(砂利なし水槽)にすることで掃除を簡略化する
  • 冷却ファンやヒーターの自動温度調整を活用して季節の管理を楽にする

ちょっとした工夫で、手間をかなり減らせる場合があります。

自動化アイテムを取り入れる

日々の作業の中でも「忘れてしまいがち」「毎日はきつい」と感じやすいのが、エサやりや照明・温度の管理です。
こうした作業をサポートする便利なアイテムも多く登場しています。

  • 自動給餌器:1日1回〜数回、決まった時間にエサを自動で与えてくれる
  • タイマー付き照明・ヒーター:時間設定をするだけで管理が安定
  • 水質チェックセンサー:水換えのタイミングを見極めやすくなる

こうしたツールを使うことで、「飼えないかも…」と思っていた状態が、「これなら続けられるかも」に変わる可能性もあります。

家族や友人にサポートを頼む選択も

ひとりで全てを背負い込まず、家族や友人に部分的にお世話を手伝ってもらうというのも選択肢のひとつです。

「週に1回、水換えだけお願いしたい」「エサだけ毎朝頼める?」など、全部ではなく一部だけでも誰かと分担することで、自分の負担が軽くなることがあります。

本当に飼えないのか、それとも工夫や助けを借りることで飼い続けられるのか──

手放す決断をする前に、ぜひ一度立ち止まって考えてみてください。
ウーパールーパーにとっても、あなたにとっても、より良い選択肢が見つかるかもしれません。


ウーパールーパーの命を大切にするために

ウーパールーパーは言葉を話せませんが、確かに私たちと同じように生きている存在です。

どんな理由があったとしても、「もういらないから」「手間がかかるから」と軽い気持ちで手放すことは、その命を雑に扱うことにつながってしまいます。

最後まで責任を持つ気持ちを忘れずに

どんな生き物であっても、飼うと決めた時点で「命を預かった責任」が生まれます。

病気や引っ越し、家庭の事情など、どうしても飼えなくなることは誰にでも起こり得ますが、だからこそ“どう手放すか”には最後まで責任を持つ必要があります。

たとえば、新しい飼い主を探す努力をしたり、一時的に預ける工夫をしたりすることも、その責任の一部です。

ウーパールーパーが安心して暮らせる環境を探してあげることは、今までお世話してきたあなたにしかできない、大切な役割でもあります。

これから飼う人にも伝えたいこと

この記事を読んでいる方の中には、「これからウーパールーパーを飼いたい」と考えている方もいるかもしれません。
そんな方にはぜひ、以下のことを心に留めておいていただきたいです。

  • ウーパールーパーは見た目は可愛らしいけれど、水温管理や水質管理など繊細な面もある生き物です
  • 意図せず繁殖してしまうこともあり、複数飼育には注意が必要です
  • 寿命は約5〜10年と意外に長く、その間ずっとお世話が続きます

飼い始める前に、「本当に最後まで面倒を見られるか?」をじっくり考えることで、飼い主もウーパールーパーも幸せになれるはずです。


ウーパールーパーを飼えなくなってしまったとき、どうするか悩むのは当たり前です。
でも、悩むということは、ちゃんと命と向き合っている証拠でもあります。
大切な存在に、最後まで誠実な選択をしてあげてください。

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