ウーパールーパーが動かない理由は?浮いたままひっくり返る・弱っている等の対処法!

ウーパールーパーは元々、そんなに活発な生き物ではありません。

物陰でじっとしていることも多く、ある意味で「動かない」生き物です。

それでも、餌をやっても反応がなかったり、水面付近に漂ったまま動かないときがあります。

こうした症状はたいてい、何らかの体調不良が原因です。

残念ですが、あまりにも反応がなく微動だにしない場合、死んでしまっていることもあります。

今回は、ウーパールーパーが動かない場合の原因について、いくつかご紹介したいと思います。

目次

ウーパールーパーは動かない生き物

冒頭文でもお伝えしたようにウーパールーパーはそもそも活発によく動く生き物ではありません

そのため、飼育初心者であれば「え、全然動かないんだけど・・・?」と誤解してしまう事もあるかもしれませんね。

活発に動いていなかったとしても以下のような行動があれば問題ないでしょう。

  • 餌を与えれば食べる
  • 排泄する
  • ひっくり返ったりしていない

餌をやっても反応がない

ウーパールーパーは目が悪い代わりににおいに敏感な生き物です

また、食欲旺盛で餌への反応が良く、もう満腹になっていても餌をほしがる個体が多くいます。

そのため、ウーパールーパーが物陰に隠れていても、餌をやれば出てくる場合がほとんどです。

いつもは餌をやれば出てくるのに出てこない場合、体調不良を疑いましょう。

はかせ

いつもと違う行動をするときは要注意

誤飲による消化不良

ウーパールーパーは餌でないモノを誤飲して消化不良を起こしてしまう事があります。

その最も可能性が高いのが、底砂や底石です。

ウーパールーパーは目があまりよくないので、餌を食べる際一緒に砂石や底石を食べてしまい消化不良を起こす事があります。

しかし、食べてしまった砂は消化はできませんが排泄と同時に肛門から出るという事もあると言われています。

あまり飼育者ができることもないので砂や石を排泄してくれるよう様子を見てみましょう。

フィルターの異常による水質の悪化

フィルターの目詰まりが原因で水質が悪化している

フィルターを使っている場合、目詰まりを起こして汚い水が水槽に流れ込んでいると、水質が急速に悪化してウーパールーパーが体調を崩してしまいます。

この場合は水が濁ることが多いので、すぐに水換えをしてやりましょう。

ヒーターの設定温度の異常

また、特に冬場にヒーターで保温している場合、ヒーターの設定温度が変わって適温ではなくなっていることもあり得ます。

ヒーターの故障が疑われる場合は即座に新しいモノに変える

この場合、すぐにヒーターを新しいものに替え、少しずつ設定温度を適温に戻しましょう。

特にヒーターは数年が寿命なので、常に予備を用意しておくといいでしょう。

器具に異常がないのにウーパールーパーの食欲がない場合、病気になっているケースが考えられます。

食欲低下以外の症状を併発していないか確認

ひとくちに病気といっても、食欲不振の原因は内臓疾患や皮膚炎など様々です。

食欲不振以外に症状がないか、よく観察しましょう。

もしウーパールーパーを診てくれる獣医がいれば、早めに受診すべきです。

ただし、飼育し始めたばかりの個体は、まだ環境に慣れていないため餌をやっても食べないことが多くあります。

これは異常ではなく、環境に慣れるまで時間をかけてやればいいだけなので、あまりいじらずそっとしておきましょう。

ウーパールーパーが浮いたまま動かない!考えられる3つの理由と対策

本来、ウーパールーパーは水底付近をゆっくり歩くように移動する生き物です。

驚いたときなど一時的に体をくねらせて泳ぐことはありますが、魚のようにいつも泳いでいる生き物ではありません。

そのウーパールーパーが水面付近で漂っている場合、明らかに異常です。

空気を吸い込んでしまった

ウーパールーパーは自分で空気を過剰に吸い込んでしまい水面近くに浮いてくることがあります。

この場合、自然に解消することが多いのであまり気にしないでも良さそうです。

水中の酸素濃度が低い

熱帯魚や金魚が水槽中で酸素濃度が低くなると水面まで上がってきて口をパクパクすることがあります。

ウーパールーパーも同じように水中の酸素濃度が低いと、水面まで上がってくる場合があります。

水中にいる場合、ウーパールーパーは主にエラで呼吸を行います。

ウーパルーパーのエラは上の画像の赤矢印で示している顔の横に伸びているひらひらした奴です!

水中にいる際の主な呼吸はエラ呼吸ですが、一方で肺呼吸もできます。

そのため、水中の酸素濃度が低いと空気が近い水面近くまで上がってくることがあるんですね。

ぷかぷか病

ぷかぷか病は、ウーパールーパーが体内にガスを溜め込み、水底に潜れずに水面に浮かび続ける状態を指します。

原因としては古い餌や質の低い餌の使用、水質の劣化、水温の上昇、腸内に異物があることなどが挙げられます。

参考動画
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